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【Kotlin入門】エルビス演算子

エルビス演算子、初めて聞くワードです。「?:」が、その「エルビス演算子」になります。

内容
Kotlinでは値にnullを利用可能な「null許容型」という変数を定義することができます。
「null許容型」の変数は、型に「?」を加えることで宣言できます。
null許容型にnullが入っている場合に、「エルビス演算子」を利用することでデフォルト値を返すことができます。

コード

fun main(){

    var a : Int? // null許容型として宣言
    a = null    //  aにnullが入る
    print(elvis(a))
    print("\n")

    a = 3
    print(elvis(a))
    print("\n")
}

fun elvis(a: Int?): Int {
    return a ?: -1      //  エルビス演算子「?:」により、aがnullの場合は「-1」を返し、nullでない場合はaの値を返す
}

結果

-1
3

わざわざnullチェックの条件式を書くよりは少し手間が省けます。